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2009年4月20日 (月)

芦屋川花見(4月3、7、8、12日)

2週遅れの日記で恐縮です。今年は芦屋川の花見を合計4回しました。4月3日はまだ三分咲き。例年のごとく阪急芦屋川近くの河原へ家族共々行き弁当。ぼくはビールと日本酒。これでは飽きたらず、満開の7日に一人で川を遡って北へ。西側の岸から眺めると、桜の上にヨドコウ迎賓館が見えて(写真)、何とも風情があります。この建物はフランク・ロイド・ライトが設計した建物でなかなか特徴的です。開森橋から山手町へ向かう坂道がロイド坂と呼ばれるのは多分、この建物があるからでしょう。この時期、土日には公開されていますので、建築に興味のある方はぜひどうぞ。この日は開森橋に降りてきてから、ふたたび山手町の険しいアップダウンを散策。芦屋ならではの豪邸が樹木の中にひっそりと並んでおります。翌日8日、ふたたび家族で芦屋川北側へ。この日もビールと日本酒。この2日間は仕事がストップしましたが、それだけの値打ちはあったでしょう。12日に再び時間がとれたので、子供と二人で、今度はどんどん北へ登ってロックガーデンの入り口まで行きました。山歩きの人々(たいていは中年男女)で賑わっております。どこかのおじさんにカワセミのじつに見事な接写写真をもらいました。昔、岩登りの真似事はしましたが、もっぱら京都北山の金比羅山で、つとに有名な芦屋ロックガーデンに来たのは始めてなのでした。桜三昧の4月前半でした。

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コメント

花はさくら木 ひとは武士という言われをもとにした
辻原登さんの「花はさくら木」を読んで以来、益々
花はさくらに それも里山にひっそり咲く櫻に限る
と思うようになりました。

茨木にも、茨木川を埋めた道路沿いにもともとの
土手桜を生かした桜通りの染井吉野が酒飲み客
を呼んでいますが、風情のないことおびただしく
これで客を呼ぼうという茨木市観光協会の面々の
文化度・知性の低さには、毎年閉口しています。

茨木にも上音羽という桜の園に吉野千本桜の
風情をすこしはとどめる桜の名所も残存している
のですが、こちらは排気ガスの影響や手入れ不足
で、桜が弱り、もう往年の勢いは消えつつあります。

その昔、源頼政が、琵琶湖のほとりで詠んだ

   近江路や 真野の浜辺に 駒とめて
      比良の高嶺の 花を見るかな

こんな趣のある山櫻はあんまり見かけませんが、
僕が一番好きな櫻は、茨木の山奥で唯一の渓谷
という下音羽川のほとりに佇む華麗なエドヒガン
ザクラです。日本各地に散在する樹齢数百年の
名物桜ほどではありませんが、人気のない楚々
とした渓谷の入り口に鎮座する茨木の守り神の
ような気高い櫻です。この渓谷にはイヌザクラと
いう名の別の種類の櫻も散見され、いわゆる
ヤマザクラとともに、里山に彩りを添えています。
この川には最近カワセミの仲間の貴重種ヤマセミ
がやってくるのに出会える僥倖もあるかも。

来年の春が来た時は、ご家族4人でお越し戴き、
このエドヒガンザクラを傘のひさしに準えて、
目出度い春を 皆でともに愛でたいものです。

冒頭の話に戻りますが、SF小説に慣れ親しんで
いるせいか、空想歴史小説にも親しみを覚え、
この作家の作品はすべて読破してしまいました。
一度淳ちゃんとの対談が、いつかどこかで実現
すればうれしいなと考えているこの浮かれ櫻です。

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