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2015年6月23日 (火)

予備校講師

ぼくは現在、東進ハイスクール(東進衛星予備校)の物理の講師をさせてもらっている。あの林修先生の同僚ということになる(会ったことは一度もないのだが(笑))。物理の参考書も東進ブックスや学研ほかから、たくさん出版させてもらっているが、これらの仕事の原点には、30年前から8年間勤めた「研数学館」という予備校がある。この8年間に、ぼくは予備校講師とは何かということを学んだ。師匠は日本史の山内邦夫先生である。当時、研数で超人気講師だった山内先生の授業を、時間があればいつも職員室の隅のビデオでこっそりと拝見させて頂いた(もっとも山内先生はそのことをご存知であったようだが)。その経験がぼくの物理講師としての今日を存在たらしめているのだと思う。
しかし、事はそれだけではなかった。研数学館の職員室では、いつも生徒たちが列をなして先生に質問に来る。ぼくの所に来る生徒の一人であったA君は、その後、ずっと付き合いが続き、我が家にも彼女同伴で遊びに来てくれた。7月5日の連れ合いの東京リサイタルには、いろいろと計画をしてくれている。そのリサイタルに、やはり質問常連組だったSさんが来てくれるという。女性には珍しく国立大の工学部へ進学したのだが、その後、年賀状だけのお付き合いだったのが、ご主人と一緒に聴きに来てくれるというのだ。26年ぶりの再会になる。本当に楽しみである。予備校の教え子たちが、20年以上の歳月を経て会いに来てくれる。研数学館は、単なる予備校ではなかったのだなぁと実感するのである。
そして、朝日カルチャーセンターのところで書いたのだが、その生徒の一人であったM君が、立派な物理の研究者となってぼくのところに来てくれた。感激であった。
7月4日に大阪市立科学館で、大阪市立大学大学院、素粒子論研究室の丸信人准教授の講演会が催される。この講演会をぼくは涙なしに聴けるのだろうか。
http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/event/2015/nsowoh
人生とは不思議なものである。学生時代に憧れを抱いて読んだ千葉喜彦先生に時間学会でお会いし、そして今日はブログにコメントも戴いた。連綿と続く師弟の関係が、文化というものを存続させているのだなとしみじみと思うのである。
https://youtu.be/yyr4GIN4I78

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コメント

1980年の一年間、市ヶ谷の城北予備校に通っていましたが、日本史は研数の山内先生の講義を受けさせていただきました。素晴らしい先生で、大学に合格できたのも先生のおかげと感謝しております。当時の研数は浪人生で一杯でした。夏季講習の山内先生の授業をとるのに研数に徹夜で並びました。受験直前の最後の授業のとき、山内先生は、「今日は最後だから、皆さんが教室から出て行くのをここで見送りたい」と仰って、最後の一人が退出されるまで、見送ってくれたことが強烈な思い出です。

1980年の一年間、市ヶ谷の城北予備校に通っていましたが、日本史は研数の山内先生の講義を受けさせていただきました。素晴らしい先生で、大学に合格できたのも先生のおかげと感謝しております。当時の研数は浪人生で一杯でした。夏季講習の山内先生の授業をとるのに研数に徹夜で並びました。受験直前の最後の授業のとき、山内先生は、「今日は最後だから、皆さんが教室から出て行くのをここで見送りたい」と仰って、最後の一人が退出されるまで、見送ってくれたことが強烈な思い出です。

NYさん、コメントありがとうございます!
レスボンス遅れてすみません。
山内先生の授業を受けられていたのですね。私は予備校講師の先輩、模範としてビデオを拝聴していたのですが、本当に素晴らしい授業でした。こうして30年以上を経てコメントを頂くのは感無量です。
最近ブログをさぼっておりますが、近々再開致します。
どうぞよろしくお願い致します。

山内先生
私も先生の日本史の授業を徹夜してとってました
なんといっても人をひきつける力がありましたね、笑いが耐えない授業でした
もう40年以上も前になりますね
毎日真っ暗な時間に家をででくるとおっしゃってました、懐かしい
まだお元気なんでしょうか?

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